除伐とは?
じょばつ
除伐とは、森林の育成を目的として、成長の妨げになる不要な木や劣勢木を早期に取り除く林業作業のことです。
除伐(じょばつ)とは、造林地や天然林において、目的とする樹木の生育を促進するために、不要な樹種・劣勢木・病虫害を受けた木などを選択的に伐り除く作業のことをいいます。林業における森林管理の基本的な作業の一つです。
一般的に除伐は、植林後の比較的早い段階(林齢5〜15年程度)に行われます。この時期は樹木同士の競合が激しく、放置すると成長が旺盛な雑木や不要な樹木が目的樹種を覆い、光を遮って生育を妨げます。除伐によって空間を確保することで、残した木が十分な光・養分・水を得られるようになります。
除伐の主な対象となるのは次のような木です。
- 目的樹種(スギ・ヒノキ等)の成長を妨げる雑木
- 樹形が悪く将来的に価値が低い木
- 病気や害虫の被害を受けた木
- 極端に成長が遅れた劣勢木
除伐は間伐(かんばつ)と混同されることがありますが、間伐は林齢がある程度進んだ段階で密度調整を目的として行うのに対し、除伐は初期段階での競合除去を主目的とします。適切な除伐を行うことで、健全で材質の優れた木材生産につながるほか、山林の保水力や生態系の維持にも寄与します。
使い方・例文
スギの人工林では植林後5〜10年ほどで周囲から雑木が繁茂し始めるため、除伐作業で雑木を刈り払い、スギの苗が十分な日光を受けられるよう管理します。
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