醸造用アルコールとは?
じょうぞうようあるこーる
醸造用アルコールとは、酒類の製造に用いる高純度のエタノールで、風味調整・増量・防腐などを目的として添加されます。
醸造用アルコールとは、サトウキビや廃糖蜜などを原料として発酵・精製した高純度のエタノール(アルコール)で、酒類製造の際に添加することを目的としたものです。「醸アル」と略されることもあります。
日本酒の製造で醸造用アルコールが添加される主な目的は以下のとおりです。
- 風味の調整:上槽(搾り)直前に加えることで吟醸香などの香味成分を引き出す効果がある
- アルコール度数の調整:製品の度数を整えるために使われる
- 火落ち防止:アルコール濃度を高めることで耐アルコール性の低い菌の増殖を抑える
- 増量:純米酒に比べてコストを抑えた製品を作ることができる
日本酒の場合、醸造用アルコールの添加量により分類が異なります。吟醸酒・本醸造酒は白米重量の10%以下の添加が認められており、添加量が多い一般的な普通酒も存在します。一方、純米酒・純米吟醸酒・純米大吟醸酒は一切の醸造用アルコール添加が認められていません。
消費者の間では醸造用アルコール添加を否定的に見る向きもありますが、適切に使用された場合はアルコール添加が酒質の向上に寄与することもあり、一概に品質が劣るとはいえません。
使い方・例文
吟醸酒は醸造用アルコールを少量添加することで、搾り直前にフルーティーな吟醸香が液体に溶け込みやすくなるという技術的な効果があります。
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