配水池とは?
はいすいち
配水池とは、浄水場で処理された水道水を一時的に貯留し、需要の変動に対応しながら安定的に給水するための貯水施設です。
配水池(はいすいち)とは、浄水場で処理・消毒された水道水を、各家庭や事業所へ配水する前に一時的に蓄えておく施設です。水の需要は朝夕の家事や夕食の準備時間帯に集中する傾向があり、浄水場が一定の速度で処理できる水量と、実際に消費される水量にはギャップが生じます。配水池はそのギャップを吸収するバッファーとして機能します。
配水池の役割は主に次のとおりです。
- 需要変動への対応:ピーク時の需要増加に対して貯留水を放流することで安定供給を維持する
- 緊急時の備え:浄水場のトラブルや断水時の予備水源として機能する
- 水圧の安定化:高台に設置することで自然の水圧を利用した配水が可能になる
- 塩素の均一化:残留塩素を均一に保つための接触時間を確保する
配水池の構造は鉄筋コンクリート製や鋼鉄製が一般的で、地下式・半地下式・高架式(高架水槽)などがあります。高架式は山や丘の上に設置されることも多く、重力を利用して水圧を確保します。容量は給水区域の一日最大給水量の数時間分から半日分程度を確保するよう設計されます。
配水池は定期的な清掃・水質検査・施設点検が義務付けられており、衛生的な水の供給に不可欠な施設です。
使い方・例文
「断水工事の際、配水池に貯留している水で数時間分の供給を賄う」「高台に設置された配水池から重力によって低地の住宅街に水が届く」といった場面で使われます。
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