連座制とは?
れんざせい
連座制とは、ある人物の犯罪や不正行為について、本人だけでなく関係者や家族なども連帯して責任を負わされる制度です。
連座制(れんざせい)とは、一人の犯罪・違法行為・不正に対して、本人のみならずその家族・仲間・関係者なども共に罰せられる制度または考え方のことです。
歴史的には、中国や日本の律令制度のもとで「連坐」として実施されており、重大犯罪を犯した者の一族が処罰の対象となる慣行がありました。これは当時の家族的連帯責任の観念に基づくもので、犯罪の抑止効果を高めることを目的とした側面もありました。
現代日本においては、刑事責任の個人帰責が原則であるため、旧来の意味での連座制は廃止されています。一方で、公職選挙法における「連座制」は現在も存在しており、選挙運動員や親族などが買収などの選挙違反を行った場合に、候補者本人の当選が無効となる制度として機能しています。この選挙上の連座制は、選挙の公正さを確保するための重要な規定として位置づけられています。
また、企業統治や組織管理の文脈で「連帯責任」の概念として引き合いに出されることもあり、集団における責任の所在を議論する際のキーワードとなっています。
使い方・例文
選挙で陣営スタッフが買収行為を行ったため、連座制の規定によって当選した候補者の当選が無効となった。
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