造船所とは?
ぞうせんじょ
造船所とは、船舶の設計・建造・修理・改造を専門に行う工場施設で、大規模なドック設備や機械・技術者を擁する産業拠点です。
造船所とは、船舶の設計・製造(建造)・修繕・改造を行うための施設および事業所です。船は陸上の工場では作ることができないほど大型になることが多く、海岸や河川沿いの大規模な敷地にドック(乾ドック・浮きドック)や起重機(クレーン)、溶接設備などを備えた専用施設が必要となります。
船舶の建造プロセスは複数の工程で構成されています。設計・鋼材の切断・ブロック製造・組み立て・進水・艤装(機器・設備の取り付け)・試運転・引き渡しという流れが一般的です。一隻の大型船を完成させるには数ヶ月から数年を要することもあります。
造船所で建造される船舶の種類は多岐にわたります。
- コンテナ船・タンカー・バルクキャリアなどの貨物船
- 客船・フェリー・クルーズ船
- 漁船・作業船・巡視船
- 軍艦・護衛艦などの官公船
日本はかつて世界最大の造船大国であり、今治造船・ジャパン マリンユナイテッドなどの企業が世界市場で高い競争力を持っています。現在は韓国・中国とのシェア競争が続いていますが、省エネ船・LNG船などの高付加価値分野では依然として高い技術力を誇っています。造船業は鉄鋼・機械・電気など多くの関連産業を支える基幹産業です。
使い方・例文
「長崎の造船所は幕末・明治時代から日本の近代化を支えてきた歴史がある」「地元の造船所で大型タンカーの建造が始まり、進水式には多くの市民が集まった」といった文脈で使われます。
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