通り雨とは?
とおりあめ
通り雨とは、短時間だけ降ってすぐにやんでしまう雨のことで、夏の午後などに多く見られる一時的な降雨を指します。
通り雨(とおりあめ)とは、ごく短時間のうちに降り出してすぐにやんでしまう雨のことです。「通り過ぎる」ように降るさまがその名の由来で、日本語で古くから使われてきた気象にまつわる言葉です。
通り雨は、積乱雲(入道雲)が局地的に発達した際に生じることが多く、特に夏の蒸し暑い午後に頻繁に見られます。雨粒は比較的大きく、激しく降ることもありますが、雲が通過してしまうと青空が広がり、急速に天気が回復するのが特徴です。
通り雨と関連する気象現象の特徴は以下のとおりです。
- 降雨時間は数分から30分程度が多い
- 局地的な範囲に限定されることが多く、隣の町では降っていないこともある
- 夏の夕立はその典型例で、気温を下げる効果もある
- 気象学的には「対流性降水」に分類される
日本には「通り雨」のほかにも「夕立」「にわか雨」「驟雨(しゅうう)」など似た意味の言葉が多く存在し、それぞれ微妙にニュアンスが異なります。俳句の世界では季語としても親しまれており、夏の風情を表す表現の一つとして文学にも登場します。
使い方・例文
「外出中に突然の通り雨に遭い、軒先で雨宿りをして5分ほどで青空が戻ってきた」のように、急な雨への驚きや一時的な降雨の体験を語る場面で使われます。
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