追分節とは?
おいわけぶし
追分節とは、江戸時代に信濃追分(現・長野県軽井沢町)で生まれ、全国に広まった日本の民謡で、馬子唄を起源とする哀愁ある旋律が特徴です。
追分節(おいわけぶし)は、江戸時代に信州(長野県)の追分宿(現・軽井沢町追分)周辺で生まれたとされる日本の民謡です。北国街道と中山道が分岐する交通の要衝・追分宿で、馬の背に荷を積んで旅をする馬子(まご)たちが歌った「馬子唄」を起源とし、独特のゆったりとした旋律と自由なリズムが特徴です。
追分節の音楽的な特徴として以下の点が挙げられます。
- 拍節にとらわれない自由なリズム(無拍節・延び節)
- 細かいこぶし(声の揺れ・装飾音)の多用
- 哀愁を帯びた旋律と情感豊かな歌いぶり
- 旅や別れ、望郷をテーマにした歌詞
江戸時代後期から明治にかけて、旅人や商人によって全国各地に伝わり、各地の風土や歌い手によって独自のアレンジが加えられました。越後(新潟)、秋田、北海道など各地に「○○追分」と呼ばれる派生民謡が生まれ、なかでも「北海道追分」(北海追分)は現代でも幅広く親しまれています。
日本民謡の中でも特に広い伝播を見せた曲系の一つとして、民俗音楽研究においても重要な位置を占めています。
使い方・例文
「追分節は哀愁ある旋律で全国に広まった民謡で、北海道の民謡大会などでもよく披露されます」といった形で、芸術・文化や日本の民謡を紹介する場面で使われます。
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