貨物新幹線とは?
かもつしんかんせん
貨物新幹線とは、新幹線の高速鉄道インフラを活用して貨物を輸送するという構想または計画のことで、旅客新幹線と並行して物流効率化を目指すものです。
貨物新幹線とは、新幹線の路線や技術を用いて貨物輸送を行う鉄道システムの総称です。現在の日本では旅客専用として運行されている新幹線ですが、その高速性・定時性・大容量という特性を物流に応用しようという発想は古くから存在しています。
日本において貨物新幹線の議論が本格化したのは、北海道新幹線の開業計画と並行して貨物輸送の問題が浮上したことがきっかけの一つです。特に青函トンネルでは旅客新幹線と在来線の貨物列車が共用しており、速度差による制約が課題となっています。この問題の解決策の一つとして、新幹線規格の貨物車両を開発して両者の速度を統一するアイデアが検討されています。
貨物新幹線が実現する場合のメリットとして以下が挙げられます。
- 航空便に匹敵する速達性で鮮度が必要な農産物・鮮魚の輸送が可能
- トラック輸送から転換することによる二酸化炭素排出量の削減
- 深夜帯の空き時間を活用した輸送効率化
- ドライバー不足問題への対応
海外では中国や欧州でも高速鉄道を活用した貨物輸送の取り組みが進んでいます。日本では現在も検討段階にある部分が多く、コスト面・技術面での課題が残っていますが、物流の2024年問題(トラックドライバーの時間外労働規制)を背景に改めて注目が集まっています。
使い方・例文
青函トンネルを通る旅客新幹線と在来線貨物列車の速度差問題を解決する手段として、貨物新幹線の導入が物流・鉄道関係の議論の場で取り上げられています。
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