訴訟費用とは?
そしょうひよう
訴訟費用とは、裁判を行うにあたって当事者が負担する公的な費用の総称で、裁判所に支払う手数料や証人・鑑定に関わる費用などが含まれます。
訴訟費用(そしょうひよう)とは、民事訴訟や行政訴訟などの裁判手続きにおいて生じる費用のうち、裁判所や手続きに法律上必要とされる公的な費用の総称です。弁護士費用(弁護士報酬)とは別の概念であり、混同しないことが重要です。
訴訟費用に含まれる主な項目は以下のとおりです。
- 裁判所手数料(申立手数料):訴状を提出する際に貼付する収入印紙代。訴額に応じて算定される
- 郵便費用:裁判所が書類を当事者に送達するための予納郵便切手
- 証人・鑑定人の日当・旅費:証人や専門家を法廷に呼ぶ際にかかる費用
- 文書・検証の費用:証拠書類の収集や現地調査にかかる費用
民事訴訟法上、訴訟費用は原則として敗訴した側が負担するものとされています(民事訴訟法第61条)。ただし、裁判所が事情を考慮して費用負担の割合を変更することもあります。また、訴訟費用の負担を命じる「訴訟費用負担の裁判」は判決の主文に記載されます。
なお、弁護士費用は原則として訴訟費用に含まれず、各自が自分の弁護士報酬を負担するのが日本の原則です(例外として不法行為訴訟では弁護士費用の一部が損害として認められる場合があります)。訴訟費用の支払いが困難な場合は、法律扶助制度(法テラスの立替制度)を利用することができます。
使い方・例文
法律相談や裁判を検討する場面で登場します。「訴訟を起こす前に、申立手数料として裁判所に納める訴訟費用の概算を確認しておくことが重要です」というように、裁判手続きの説明で使われます。
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