見当ずれとは?
けんとうずれ
見当ずれとは、切手や印刷物の製造時に色や図柄がずれて印刷されてしまった状態を指す専門用語です。
見当ずれ(みあたずれ、または「みとうずれ」)とは、印刷物や切手の製造において、色版や図柄の位置がずれて印刷された状態のことをいいます。英語では「misregistration」または「misprint」と呼ばれ、多色印刷において各色のインクがわずかにずれて重なることで発生します。
切手の世界では、見当ずれは印刷エラーの一種として知られています。通常の製造工程では各色のインクを正確に位置合わせ(見当合わせ)して刷り重ねますが、機械の誤差や紙の伸縮、版のずれなどによって図柄や文字がずれることがあります。軽微なものは流通品にも混入することがあり、大きくずれたものはエラー切手として扱われます。
見当ずれが切手収集において重要な理由には以下があります。
- 希少性:大きくずれた個体は検品で除去されるため流通量が少ない
- 視覚的インパクト:ずれの大きさや方向が独特の外観を生む
- 製造記録としての価値:印刷技術の歴史的証拠になる
印刷業界全般でも「見当ずれ」は品質管理上の重要な指標であり、カラー印刷物(雑誌・パッケージ等)の品質検査でも確認される項目です。切手以外でも、紙幣・証券などの精密印刷物における見当ずれは厳重に管理されています。
使い方・例文
フィラテリー(切手収集)の解説書や競売カタログで「見当ずれ」という語が登場し、図柄が数ミリずれて印刷されたエラー切手を指す場合に使われます。
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