航空書簡とは?
こうくうしょかん
航空書簡とは、折りたたむと封筒になる専用の薄い用紙を使い、航空便で送ることを前提とした手紙の形式です。
航空書簡(こうくうしょかん)とは、軽量な薄紙製の専用用紙に手紙を書き、折りたたんで封をするとそのまま封筒になる郵便用品で、英語では「エアログラム(Aerogram)」とも呼ばれます。
航空郵便は重量によって料金が決まるため、封筒と便箋を別々に使うより一体型の薄い用紙を使うことで軽量化・低コスト化が図られました。第二次世界大戦中に兵士と家族の通信手段として普及し、戦後は国際間の個人通信に広く利用されました。万国郵便連合(UPU)が規格を定めており、国際的に通用する郵便用品です。
航空書簡の主な特徴は以下の通りです。
- 用紙・封筒が一体化しており、切手を貼るだけで発送可能
- 軽量設計のため航空便料金が抑えられる
- 封を破くと開封がわかる構造で、プライバシー保護にも配慮
- 裏面まで書ける大きな書き込みスペース
インターネットや電子メールの普及により現在の利用頻度は大幅に減少しましたが、コレクターや郵便史の研究者にとっては貴重な資料として価値があります。また、デジタル機器が使えない状況での国際通信手段としても一定の役割を担っています。
使い方・例文
海外在住の家族に手紙を出す際、「航空書簡を使えば安く送れる」と案内されることがあります。切手収集の世界でも、使用済み航空書簡は人気の収集対象です。
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