航空図とは?
こうくうず
航空図とは、航空機の運航に必要な情報(空域・障害物・無線施設・飛行場など)を地図上に表示した専門的な地図の総称です。
航空図(Aeronautical Chart)は、航空機の安全な運航を支援するために作成された地図で、パイロットや航空管制官が使用します。通常の地形図と異なり、飛行に必要な情報が重点的に収録されています。
航空図に記載される主な情報は以下のとおりです。
- 空域区分:管制空域・訓練空域・危険空域・制限空域などの境界と高度範囲
- 航法援助施設:VOR(VHF全方向式無線標識)・NDB・DMEなどの無線航法施設の位置と識別符号
- 飛行場情報:空港・ヘリポートの位置・標高・滑走路方向・管制周波数
- 障害物:鉄塔・高層建築物・山岳などの位置と標高
- 航空路:設定された航空路の経路と高度
航空図はその用途・縮尺・飛行方式によって種類が分かれます。有視界飛行方式(VFR)向けのVFRチャート、計器飛行方式(IFR)向けのEnrouteチャート、空港周辺の進入手順を示すアプローチチャート(SID・STAR・IAP)などがあります。国際的にはICAO(国際民間航空機関)の標準に基づいた規格で作成・更新されます。日本では国土交通省航空局が発行しており、定期的に改版されます。
使い方・例文
小型機のパイロットが目視飛行で日本国内を移動する際、VFR航空図を参照して禁止空域や無線施設の位置を確認しながら飛行ルートを計画します。
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