舌下免疫療法とは?
ぜっかめんえきりょうほう
舌下免疫療法とは、アレルゲンを少量ずつ舌の下に投与してアレルギー反応を和らげる治療法です。
舌下免疫療法(ぜっかめんえきりょうほう)とは、アレルギーの原因物質(アレルゲン)を含む薬剤を舌の裏側に置き、少量から徐々に量を増やしながら体に慣れさせることでアレルギー症状を軽減または解消することを目指す治療法です。
免疫療法の一種であり、従来の皮下注射による免疫療法(皮下免疫療法)と比べて自宅で実施できる点が大きな特徴です。アレルゲンを継続的に体内に取り入れることで免疫系が過剰反応しないよう再教育され、アレルギー耐性が形成されていきます。
現在、日本では主に以下のアレルゲンに対する舌下免疫療法が保険適用されています。
- スギ花粉症(スギ花粉エキスを含む錠剤)
- ダニアレルギー性鼻炎(ダニアレルゲンを含む錠剤)
治療は通常数年間にわたる継続が必要で、最初の数週間は増量期として少量から始め、その後は維持期として一定量を毎日服用します。副作用としては口腔内のかゆみや腫れが起こることがあります。根本的な体質改善を目指す点で、症状を一時的に抑える対症療法とは異なります。
使い方・例文
毎年春になると花粉症がひどくなる人が、耳鼻科で舌下免疫療法を勧められ、毎日スギ花粉の錠剤を舌の下に置いて2〜3年間継続したところ、症状が大幅に改善したという事例が代表的です。
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