胴とは?
どう
胴とは、剣道において胴体の左右(わき腹から腹部)を竹刀で打突する有効打突の部位、またはそれを守るために着ける防具のことです。
剣道における「胴(どう)」は二つの意味を持ちます。
一つ目は打突部位としての胴です。剣道では面・小手・胴・突きの四つが有効打突の部位とされており、胴はその一つです。具体的には、相手の胴体の左右(右胴・左胴)を竹刀で打つ技を指します。試合や稽古で多用される胴打ちには、右胴への斜め打ちが代表的な形として知られています。
二つ目は防具としての胴です。剣道の防具は面・小手・胴・垂れの四つで構成されており、胴は胴体前面を守る胸当て状の防具です。主な素材・種類は以下のとおりです。
- 竹胴:竹を編み上げた伝統的な形式。通気性が良く、武道的な見た目を重視する人に人気
- 樹脂胴(ヤマト胴):FRPなどの樹脂製で軽量・耐久性が高く、初心者や学校剣道でよく使われる
- 漆塗り・装飾胴:高段者や武道家が使う工芸的価値の高い胴
胴の表面には牛革や人工皮革が使われることが多く、胴紐(どうひも)で身体に固定します。剣道を始める際に揃える基本装備の一つであり、防護性と伝統美を兼ね備えた武道具です。
使い方・例文
剣道の稽古や試合で「胴あり!」と審判が発声する場面や、道具屋で「胴を新調する」という場面でこの言葉が使われます。剣道を習い始めた子どもが防具を揃える際にも登場します。
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