有効打突とは?
ゆうこうだとつ
有効打突とは、剣道の試合において一本として認められる条件を満たした正しい打突のことです。
有効打突(ゆうこうだとつ)とは、剣道の試合・審判規則において「一本(いっぽん)」として認められる打突のことです。全日本剣道連盟の規則では、有効打突を「充実した気勢、適正な姿勢をもって、竹刀の打突部で打突部位を刃筋正しく打突し、残心あるもの」と定義しています。
有効打突が認められるには、以下の要素がすべて満たされる必要があります。
- 気勢(きせい):打突の際に充実した気合の声(発声)があること
- 姿勢:正しい体勢で打突が行われていること
- 打突部位:面・小手・胴・突きの正しい箇所に当たっていること
- 刃筋(はすじ):竹刀の打突部が正しく当たり、刃筋が通っていること
- 残心(ざんしん):打突後も油断なく相手に対応できる構えを保っていること
これらの要素のうちひとつでも欠けると、たとえ竹刀が相手に当たっても有効打突とは認められません。審判員3名のうち2名以上が旗を上げた場合に一本が宣告されます。有効打突の概念は剣道が単なる打ち合いではなく、心技体の一致を求める武道であることを象徴しています。
使い方・例文
「気合も姿勢も申し分なかったが、残心が不十分で有効打突と認められなかった」のように剣道の試合・審判の場面で使われます。
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