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肝クリアランスとは?

かんくりあらんす

クリアランスとは、肝臓が単位時間あたりに薬物や物質を血液から除去する能力を示す薬物動態の指標です。

クリアランスとは、肝臓血液から薬物や内因性物質を除去する能力を定量的に表した指標です。単位時間あたりに薬物を完全に除去できる血液の量(mL/分など)として表されます。

薬物が体内に入ると、肝臓はその薬物を代謝・排泄することで血中濃度を低下させます。肝クリアランスは、肝血流量・肝臓への薬物移行率(抽出率)・タンパク結合の度合いなどの要因によって決まります。抽出率が高い薬物は肝臓を通過するごとに効率よく除去されますが、低い薬物は除去されにくく体内に長くとどまります。

肝クリアランスは初回通過効果とも密接に関係しており、クリアランスが高い薬物ほど経口投与時の生物学的利用能が低くなる傾向があります。また、肝臓の機能が低下した場合(肝硬変・肝炎など)には肝クリアランスが下がり、薬物が過度に蓄積して副作用リスクが高まることがあります。

臨床では投与量や投与間隔の設定に肝クリアランスのデータが活用されており、肝障害のある患者では用量調整が必要になることがあります。

使い方・例文

肝硬変の患者では肝クリアランスが低下しているため、通常より少ない用量で薬を処方することがあります。

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