縦・横目打ちとは?
たてよこめうち
縦・横目打ちとは、紙や革などの素材に針状の工具で均等に穴を開ける作業、またはその工具自体を指す言葉です。
縦・横目打ち(たて・よこめうち)は、製本や革工芸・手芸の分野で用いられる道具および技法の総称です。「目打ち(めうち)」とは先端が細く尖った錐状の工具であり、素材に穴をあけたり、折り目をつけたりする際に使われます。縦目打ちと横目打ちは、針の並び方の向きによって区別されます。
革小物やバッグの製作では、縫い目の間隔を均一にするために縫い穴を事前にあける工程が欠かせません。縦目打ちは穴が縦一列に並んだ工具で直線的なラインの縫い穴に適しており、横目打ちは穴が横方向に複数並ぶことで曲線部分や広面積の作業を効率化します。用途に合わせた使い分けが仕上がりの美しさに直結します。
製本の分野では、手製本における「糸かがり」や「コプト製本」などで紙束に穴をあける際にも目打ちが活躍します。目打ちの間隔(ピッチ)は通常数ミリから十数ミリ程度で設定され、作品のデザインや素材の厚みによって選択します。目打ちは比較的手軽に揃えられる道具であるため、ハンドクラフト入門者にも広く使われています。
使い方・例文
レザークラフトで財布を手縫いする際、縫い穴をあけるために縦目打ちをゴムハンマーで打ち込む場面や、製本ワークショップで冊子の綴じ穴を開ける際に登場します。
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