緑閃光とは?
りょくせんこう
緑閃光とは、日没や日の出の瞬間に太陽が地平線・水平線に沈む直前に緑色の光が一瞬輝く大気光学現象です。
緑閃光(みどりせんこう)は、日没または日の出の際に太陽が地平線・水平線と接する瞬間に、太陽の上端がわずかな時間だけ緑色に輝いて見える大気光学現象です。英語では「グリーンフラッシュ(Green Flash)」と呼ばれ、世界各地で観測されています。
この現象が起きる仕組みは、太陽光の屈折と分散にあります。太陽が地平線付近にあるとき、大気の層を通る光の経路が長くなり、光は波長(色)によって異なる角度で屈折します。赤色系の光はより地平線に近い方向に届き、青や緑の短波長の光はわずかに上方に見えます。青は大気による散乱で消えてしまうため、緑色の光が一瞬だけ見えるのです。
緑閃光が観測されやすい条件は以下の通りです。
- 空気が澄んでいて水平線がはっきり見える(海岸や広い平野が最適)
- 大気が安定していて蜃気楼が少ない
- 雲がなく、日没・日の出が水平線で起きること
実際の持続時間は1〜2秒程度と非常に短く、肉眼で見るのは難しいとされています。世界的には「見た人に幸運が訪れる」という言い伝えもあり、ジュール・ヴェルヌの小説にも登場するなど文化的にも知られています。
使い方・例文
沖縄や北海道の海岸で「緑閃光を見た」という報告がされることがあり、写真愛好家が日没時に水平線を注意深く観察します。
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