綿とは?
わた
わた(綿)とは、アオイ科ワタ属の植物で、種子を包む白い繊維(コットン)を衣料品などの原料として世界中で栽培されています。
わた(綿・棉)は、アオイ科ワタ属(Gossypium)に分類される植物の総称です。熱帯・亜熱帯を原産とし、インド、中央アジア、アメリカなどで古くから栽培されてきました。種子の表面に生える白いふわふわした繊維(種毛)を「綿花(めんか)」と呼び、これを加工したものが繊維素材の「コットン(木綿)」です。
ワタは草本または低木で、高さは1〜2メートルほどになります。黄色や白の花を咲かせ、花が落ちると実(コットンボール)が成熟して裂開し、中から白い繊維の塊が現れます。この繊維を収穫し、種を取り除く「繰綿(くりわた)」の工程を経て、糸や布の原料となります。
世界の綿花生産は主に以下の地域で行われています。
- インド・中国(世界有数の生産国)
- アメリカ合衆国(特に南部・テキサス州周辺)
- パキスタン・ブラジル・中央アジア諸国
綿繊維は吸湿性・通気性に優れ、肌触りがよいため、Tシャツ・シーツ・タオルなど身近な製品に広く使われます。また種子から搾った綿実油は食用・工業用にも利用され、ワタは繊維作物の中でも特に経済的重要性の高い植物です。
使い方・例文
Tシャツや肌着の素材表示に「綿100%」と書かれているとき、その素材はワタの種毛から作られたコットン繊維です。農業や繊維産業の文脈でも頻繁に登場します。
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