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絡脈とは?

らくみゃく

絡脈とは、東洋医学において経絡から枝分かれし体全体に網の目のように広がる気・血の通り道のことです。

絡脈(らくみゃく)とは、東洋医学経絡(けいらく)システムにおいて、主要な経脈(縦方向の幹の経路)から横方向・斜め方向に枝分かれした、より細かな気・血の流通路を指します。「絡」という字には「からまる」「つなぐ」という意味があり、経脈どうしをつなぎ全身に網の目のように分布することからこの名が付いています。

絡脈の体系は伝統的に以下のように分類されます。

  • 別絡(べつらく):十二経脈それぞれから1本ずつ、および任脈督脈・脾の大絡を加えた計15本の主要な絡脈
  • 浮絡(ふらく):皮膚表面近くに浮いて分布する細絡
  • 孫絡(そんらく):さらに細かく枝分かれした最末端の絡脈

絡脈は経脈を補完する役割を持ち、気・血を体の末端や表層部まで届ける役割を担います。絡脈の流れが滞ると、局所的な痛みや皮膚の変色・しびれなどが現れると考えられており、治療では絡穴(各別絡の起点となるツボ)への鍼灸や、皮膚刺激(皮膚鍼・刺絡など)が行われることがあります。

絡脈という概念は古典医書「黄帝内経(こうていだいけい)」などに記載されており、経絡理論を体系的に理解するうえで欠かせない要素のひとつです。

使い方・例文

東洋医学の授業や鍼灸師の説明で「経絡と絡脈が全身を網羅している」と述べられる場面で登場します。皮膚表面の静脈が青紫色に見える部分を「浮絡の乱れ」として解説することもあります。

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