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紋章院とは?

もんしょういん

紋章院とは、イギリスにおいて紋章の付与・管理・認定を行う王室機関で、ヘラルドリー紋章学)の公式権威として機能しています。

紋章院(もんしょういん、英:College of Arms)は、イングランドウェールズ・北アイルランドにおいて紋章の授与・登録・管理を行う王室機関です。正式名称は「College of Arms(コレッジ・オブ・アームズ)」で、ロンドン市内に本部を置いています。

1484年にリチャード3世によって勅許状が与えられ、法人格をもつ組織として設立されました。以来、数百年にわたって紋章行政の中枢を担っています。スコットランドについては別にライアン王紋章官(Lord Lyon King of Arms)が管轄しており、紋章院とは独立した機関です。

紋章院の主な業務は以下のとおりです。

  • 個人・法人・自治体への新たな紋章の付与
  • 紋章の正式記録・登録の管理
  • 系譜・家系調査の公式サービス提供
  • 国家的な儀式(戴冠式・国葬など)での紋章官としての役割遂行

紋章院の長はガーター王紋章官(Garter King of Arms)と呼ばれ、複数名の紋章官(ヘラルド)が業務を分担します。無断で紋章を使用することは法的に問題となり得るため、紋章院の認定は現代でも実質的な権威をもっています。

使い方・例文

イギリスの貴族や企業が正式に紋章を使用したい場合、紋章院に申請して審査・付与を受けるという手続きが現在でも行われています。歴史小説や紋章学の解説書にも頻繁に登場します。

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