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精英樹とは?

せいえいじゅ

精英樹とは、林業において成長・材質・形状などが優れていると選抜された樹木のことで、優良な種苗の供給源として活用されます。

精英樹(せいえいじゅ)とは、林業や育林の分野で、同じ樹種の中から特に優秀な形質を持つと認められた個体として選抜・登録された樹木のことです。英語では「プラス・トリー(plus tree)」とも呼ばれます。

精英樹の選抜基準は主に以下のような点が評価されます。

  • 成長速度が周囲の平均より顕著に優れている
  • 幹が通直で形質が良好
  • 病害虫への抵抗性が高い
  • 材質(木材密度・強度など)が優れている

選ばれた精英樹は、採種園(さいしゅえん)と呼ばれる専用の圃場に挿し木や接ぎ木で増殖・植栽されます。採種園で生産された種子や苗木は遺伝的に優れた形質を受け継ぐことが期待され、造林地に植えることで将来の木材生産性の向上を図ります。

日本ではスギ・ヒノキ・カラマツなどの主要造林樹種を中心に、都道府県や国の林業試験場が主導して精英樹の選抜・管理を行っています。花粉症対策として開発が進む「少花粉スギ」や「無花粉スギ」も、精英樹選抜の技術を応用した成果の一つです。精英樹制度は、持続可能な森林経営と木材の安定供給を支える重要な基盤となっています。

使い方・例文

各都道府県の林業試験場が精英樹の採種園を管理しており、そこから生産された優良苗木が植林地に供給される場面で「精英樹由来の苗木」として登場します。

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