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第3種対位法とは?

だいさんしゅたいいほう

第3種対位法とは、定旋律に対して1拍に4つの音符(4分音符対全音符)を対置させる対位法の練習形式のことです。

第3種対位法(Third Species Counterpoint)とは、ルネサンス期の実践を基に、音楽理論家ヨハン・ヨーゼフ・フックスが著書「グラドゥス・アド・パルナッスム(1725年)」で整理した「種対位法(Species counterpoint)」のうち、5つの種のなかで3番目に当たる形式です。

種対位法は難易度順に次の5種に分かれています。

  • 第1種:1対1(全音符対全音符
  • 第2種:1対2(二分音符対全音符)
  • 第3種:1対4(四分音符対全音符)
  • 第4種:タイ・シンコペーション(懸留音の練習)
  • 第5種:各種を組み合わせた「花形対位法(フロリドゥス)」

第3種では、定旋律(カントゥス・フィルムス)の全音符1つに対して四分音符4つを書き加えます。隣接音・経過音・刺繍音などの非和声音を使いながら、平行5度・8度を避け、良好な音程連結と旋律的な流れを保つことが求められます。バッハやヘンデルなどバロック音楽の学習においても対位法は基礎訓練とされており、現代の音楽大学でも作曲・理論教育の中核に位置づけられています。

使い方・例文

音楽大学の作曲専攻の授業で、楽譜に書かれた定旋律に対して第3種対位法のルールに従って四分音符の声部を書き加える課題が出される場面で登場します。

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