全音符とは?
ぜんおんぷ
全音符とは、楽譜上で最も長い基本的な音の長さを表す音符で、4分音符4つ分の長さに相当します。
全音符(ぜんおんぷ)は、西洋音楽の楽譜で使われる音符のひとつで、基本的な音価のなかで最も長い持続時間を持ちます。一般的な4分の4拍子では、1小節全体をひとつの全音符で満たすことができます。
全音符の形は、中が白抜き(塗りつぶされていない)の楕円形だけで構成され、旗(はた)も符幹(ぼうの柄)もありません。この点が、符幹を持つ2分音符や符頭が塗りつぶされた4分音符などと大きく異なります。
音符の長さの関係は次のとおりです。
- 全音符 = 2分音符 × 2
- 全音符 = 4分音符 × 4
- 全音符 = 8分音符 × 8
- 全音符 = 16分音符 × 16
また、全音符に付点(・)を加えた付点全音符は、全音符の1.5倍の長さになります。休止に相当する全休符は、五線の第4線の下にぶら下がる黒い長方形の形で表されます。
全音符はゆったりとした曲や、長い和音の保持音として使われることが多く、合唱曲や管弦楽のパートでも重要な役割を果たします。日本の音楽教育では小学校から楽譜の読み方を学ぶ際に必ず登場する基礎知識です。
使い方・例文
4分の4拍子の曲で、ひとつの和音を小節いっぱいに伸ばしたいとき、全音符で書き表します。ピアノの教材でも「ドーーーー」と4拍伸ばす音は全音符で示されます。
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