第2転回形とは?
だいにてんかいけい
第2転回形とは、和音(コード)の構成音のうちコードの5度音を最低音に置いた配置のことで、不安定な響きをもち経過的な場面でよく使われます。
第2転回形(だいにてんかいけい)は、音楽理論における和音(コード)の配置方法のひとつです。三和音(3つの音で構成されるコード)を例にとると、根音(ルート)・第3音・第5音の3つの構成音のうち、第5音を最低音(バス)に置いた配置を第2転回形といいます。
和音の転回形には以下の種類があります。
- 基本形:根音が最低音(例:ドミソ)
- 第1転回形:第3音が最低音(例:ミソド)
- 第2転回形:第5音が最低音(例:ソドミ)
第2転回形は四六の和音(よんろくのわおん)とも呼ばれ、響きとして不安定さ・緊張感を帯びます。そのため、楽曲の中ではカデンツ(終止形)の手前に現れるカデンツ四六として現れたり、声部が滑らかに動くための経過的な四六として使われたりする場面が代表的です。ベートーヴェンやモーツァルトの古典作品にも頻繁に登場し、調性音楽の文脈では適切な解決先(次の和音)への進行が求められます。
使い方・例文
「ピアノのコード伴奏でCコードの第2転回形(ソ・ド・ミ)を使うと、次の和音への流れがなめらかになる」というように、和声学の学習や編曲の場面で登場します。
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