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竹本座とは?

たけもとざ

竹本座とは、1684年に竹本義太夫が大阪・道頓堀に開いた人形浄瑠璃の劇場で、義太夫節の発祥地として日本の演劇史上に重要な位置を占める座です。

竹本座(たけもとざ)は、1684年(貞享元年)に竹本義太夫(たけもとぎだゆう、1651〜1714年)が大阪・道頓堀に創設した人形浄瑠璃劇場です。義太夫節(ぎだゆうぶし)と呼ばれる独自の語り節はここで確立され、日本演劇・音楽史に大きな影響を与えました。

竹本座の最盛期は、近松門左衛門が専属作者として数多くの名作を提供した時期です。近松と竹本義太夫(初代)の協働により、「曽根崎心中」「心中天網島」「国性爺合戦」といった傑作が次々と生み出されました。これらの作品は人気を博し、竹本座は大阪の文化的中心地として繁栄しました。

道頓堀界隈には竹本座のほかにも豊竹座(とよたけざ)など複数の浄瑠璃小屋が競合して立ち並び、活発な競演が演目・技術の向上を促しました。竹本座は18世紀中ごろに衰退・閉座しますが、義太夫節と人形遣いの技術はその後の文楽(人形浄瑠璃)に継承され、現代に至っています。

竹本座の果たした役割は、義太夫節という芸術様式を確立し、人形浄瑠璃を大衆娯楽として定着させた点にあります。

使い方・例文

文楽の歴史を解説する書籍や展示では、「義太夫節は竹本座で生まれた」という形で竹本座の名前が必ず登場します。

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