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義太夫節とは?

ぎだゆうぶし

太夫節とは、江戸時代初期に竹本義太夫が創始した浄瑠璃の一流派で、人形浄瑠璃(文楽)の音楽として今日も継承されている伝統芸能です。

太夫節(ぎだゆうぶし)は、元禄時代(17世紀末)に大坂の浄瑠璃語りである竹本義太夫(1651〜1714)が創始した浄瑠璃の一派です。義太夫節は、人形浄瑠璃現在の「文楽」)の音楽として発展し、日本の伝統芸能の中でも重要な位置を占めています。

義太夫節の演奏は「太夫(たゆう)」と「三味線弾き」の二者で構成されます。太夫は語り(音楽的な節回しを持つ語り物)を担当し、物語の人物の台詞・感情・情景を一人で表現します。三味線は低音域の太棹三味線(ふとざおしゃみせん)を用い、豊かで重厚な音色で語りを彩ります。

義太夫節の代表的な演目には、近松門左衛門が作詞した「曽根崎心中」「国性爺合戦」などがあります。近松と義太夫の協力関係は、日本の芸能史における重要な創造的パートナーシップとして知られています。

義太夫節は後に歌舞伎にも取り入れられ、舞台裏で演奏される「竹本(たけもと)」として歌舞伎の情感を高める役割も果たすようになりました。1955年には重要無形文化財に、2009年にはユネスコ無形文化遺産に指定されており、現在も文楽の演奏として継承されています。

使い方・例文

国立文楽劇場で上演される人形浄瑠璃を鑑賞すると、舞台横の床(ゆか)で太夫が迫力ある声で語り、三味線が響く義太夫節を聴くことができます。歌舞伎の舞台でも「義太夫狂言」として演じられる演目があります。

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