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立花とは?

りっか

立花とは、日本の伝統的な生け花の様式の一つで、草木を垂直に高く立ち上げるように生け、天地・陰陽の宇宙観を表現する格式ある花道の形式です。

立花(たてはな・りっか)は、日本花道生け花)における最も格式の高い様式の一つです。室町時代後期から安土桃山時代かけて発展し、池坊(いけのぼう)の専慶・専応らによって体系化されました。

立花の特徴は、草木を高く垂直に立て上げ、天・地・人の三才や陰陽の宇宙観を花の配置で表現する点にあります。「真(しん)」と呼ばれる主枝を中心に、「副(そえ)」「体(たい)」など複数の役枝(やくえだ)を配置し、自然の山野や水辺の景観を写し取ることを理想とします。

立花は武家社会や公家社会の公式の場での飾り花として用いられ、格式と教養の象徴でもありました。江戸時代には盛期を迎え、大型の器に豪華に生けられる「大立花」が権威の場を飾りました。

  • 発祥:室町〜安土桃山時代、池坊が体系化
  • 精神:天地・陰陽・三才の宇宙観を花で表現
  • 構成:真・副・体など複数の役枝の組み合わせ
  • 後継:江戸中期以降は「生花(しょうか)」「自由花」などが分化

現代では立花を専門とする流派や教室も存在し、伝統文化の保存・継承の観点から重要な芸術形式として位置づけられています。なお「立花」という地名・苗字の場合は異なる意味となります。

使い方・例文

「床の間に池坊様式の立花を生けて、茶会の準備を整えた」「立花は単なる花の装飾ではなく、自然の景観と宇宙観を表現する芸術だ」のように使われます。

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最終更新:

同じ読みのことば

「りっか」と同じ読みで、意味のちがうことばです。

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