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移動性高気圧とは?

いどうせいこうきあつ

移動高気圧とは、大陸から日本付近へ移動してくる高気圧で、春や秋に晴れをもたらす気象現象です。

移動高気圧とは、大陸発生偏西風に乗って東へ移動する高気圧のことです。日本では主に春と秋に影響が顕著で、週に1〜2回程度のペースで通過することがあります。

高気圧の中心付近では上空から地上に向かって空気が下降する下降気流が生じ、雲が発生しにくいため、晴天をもたらします。ただし移動性であるため、数日で東へ抜けていき、次の低気圧や前線が接近するとくずれます。このため「移動性高気圧に覆われた晴れ」は長続きしないことが多いです。

代表的な発生源はシベリア高気圧が春に弱まって分裂したものや、揚子江流域で発生した高気圧です。日本を覆う間は穏やかな晴天が続きますが、高気圧の後面では南寄りの暖かい風が入り、気温が上昇しやすい特徴があります。

気象予報では「移動性高気圧に覆われ」「高気圧が通過する」といった表現がよく用いられ、数日単位の天気変化を理解するうえで重要な概念です。春秋の天気が周期的に変わる要因のひとつとして、日常的な気象情報でも頻繁に登場します。

使い方・例文

「移動性高気圧が日本を覆う見込みで、今週末は関東から西日本にかけて広く晴れるでしょう」というように、天気予報で晴天が続く日の説明として使われます。

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