秘密結社とは?
ひみつけっしゃ
秘密結社とは、その目的・構成員・活動を外部に秘匿し、特定の信条や利益のもとに結束した組織・集団のことです。
秘密結社とは、加入条件・構成員の身元・活動内容・目的の一部あるいは全部を一般社会から隠して運営される組織を指します。結社の秘密性は、宗教的・政治的迫害からの自衛、あるいは排他的な仲間意識の強化を目的として維持されてきました。
歴史的に著名な秘密結社にはさまざまな性格のものがあります。
- フリーメイソン:17〜18世紀のヨーロッパで発展した友愛団体。啓蒙主義的理念を共有し、多くの著名人が会員とされる。
- イルミナティ:1776年にバイエルンで設立された啓蒙主義的秘密結社。短期間で解散したが、陰謀論の象徴として現代でも語られる。
- 薔薇十字団(ロジクルーシャン):17世紀に登場した神秘主義的結社。錬金術・占星術などの秘教的知識と結びついていた。
- 三合会・天地会:中国の反清復明を掲げた秘密結社で、後の犯罪組織につながる系譜もある。
秘密結社は権力への対抗・宗教的少数派の自衛・職能集団のギルド的機能など多様な文脈で生まれてきました。一方で、その秘匿性ゆえに根拠のない陰謀論の温床になりやすい面もあります。現代でもフリーメイソンなど形式的に存続している団体はありますが、その多くは公開された友愛団体として活動しています。
使い方・例文
映画や小説のプロットで「世界を陰で操る秘密結社」というモチーフが頻繁に登場するのは、歴史的な秘密結社への社会的な好奇心と想像力が背景にあります。
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