秋光純とは?
あきみつじゅん
秋光純は、比較的高い臨界温度を示す新しい超伝導物質を次々と発見した日本の固体物理学者で、物質科学分野の第一人者として知られています。
秋光純(あきみつ じゅん、1943年〜)は、日本の固体物理学者・物性科学者で、青山学院大学教授や早稲田大学教授などを歴任した超伝導研究の権威です。東京大学で学位を取得し、一貫して新しい超伝導物質の探索と物性解明に取り組んできました。
秋光の研究で特に注目されるのは、2001年に二ホウ化マグネシウム(MgB₂)が約39K(マイナス234℃)という金属系超伝導体としては異例に高い臨界温度(転移温度)を示すことを発見したことです。それ以前、MgB₂は既知の化合物でしたが超伝導特性は認識されておらず、この発見は世界の超伝導研究者に大きな衝撃を与えました。MgB₂超伝導体は材料が安価で加工しやすいことから、実用応用の観点からも注目を集めました。
秋光のグループはこれ以外にも、さまざまな遷移金属化合物や錯体系の超伝導物質を探索・発見しており、新物質発見のスピードと確実性で国際的に高い評価を受けています。超伝導研究は
- リニアモーターカー(磁気浮上式鉄道)
- MRI装置(磁気共鳴画像)
- 核融合炉の強磁場コイル
日本学士院賞など多数の賞を受賞し、日本の物性物理学を世界水準に引き上げた研究者の一人として評価されています。
使い方・例文
超伝導の新素材探索に関するニュースや科学誌の特集で、MgB₂の発見エピソードとともに秋光の名前が紹介されることがあります。
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