禁錮とは?
きんこ
禁錮とは、刑務所などの施設に拘禁するが、刑務作業を義務づけない自由刑の一種です。
禁錮(きんこ)とは、刑事罰の一種で、受刑者を刑事施設(刑務所)に拘禁して身体の自由を奪う「自由刑」の区分に属します。懲役と異なり、刑務作業(労働)が義務として課されない点が大きな特徴です。
日本の刑法では、かつて自由刑として「懲役」「禁錮」「拘留」の三種類が定められていました。懲役は所定の刑務作業が義務づけられるのに対し、禁錮はそれを伴わない拘禁刑です。そのため、主に政治犯や過失犯(業務上過失致死傷など)に対して適用されることが多くありました。
ただし、禁錮受刑者であっても希望すれば刑務作業に就くことは可能で、実際には多くの受刑者が作業に従事しています。
2022年に刑法が改正され、日本では懲役と禁錮を一本化した「拘禁刑」が新設されました。これにより、従来の禁錮という区分は段階的に廃止されることになっています。拘禁刑では、受刑者の状況に応じて作業・教育・改善指導を柔軟に組み合わせることが可能となりました。
使い方・例文
交通事故で業務上過失致死が認められた場合、禁錮刑(現在は拘禁刑に統合)が言い渡されることがあります。
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