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磁気嵐とは?

じきあらし

磁気嵐とは、太陽から放出されたプラズマが地球磁気圏に衝突し、地磁気が数時間から数日にわたって大きく乱れる現象のことです。

磁気嵐(じきあらし)は、太陽活動に起因して地球地磁気が短時間で急激かつ大規模に変動する現象です。英語ではGeomagnetic Stormと呼ばれます。太陽ではコロナ質量放出CME)太陽フレアと呼ばれる爆発現象が定期的に起き、大量の荷電粒子(プラズマ)が宇宙空間に放出されます。この粒子の塊が地球に到達すると、地球の磁気圏を圧縮・変形させ、磁気圏内でのプラズマの動きが複雑に変化します。

磁気嵐の強さはDst指数と呼ばれる指標で表され、数値が大きく負になるほど強い磁気嵐とされます。強度に応じて以下のような影響が生じます。

  • 短波通信・GPSの精度低下や途絶
  • 送電網への誘導電流による停電リスク(1989年カナダの大停電が有名)
  • 人工衛星の軌道変化や機器への障害
  • 低緯度地域でのオーロラの出現
  • パイプラインへの腐食電流の増大

磁気嵐は太陽活動周期(約11年)に連動して増減し、活動極大期には発生頻度・強度ともに高まります。現代社会はインフラの多くを電子機器・通信・衛星に依存しているため、磁気嵐の予測は宇宙天気予報として各国の気象・宇宙機関が監視を続けています。

使い方・例文

強い磁気嵐が発生すると、日本を含む低緯度地域でもオーロラが観測されることがあります。また、航空機の高緯度ルート変更や人工衛星の運用制限が行われる場合もあります。

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