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石州和紙とは?

せきしゅうわし

石州和紙とは、島根県西部の旧石見国(現・浜田市周辺)で生産されてきた伝統的な手漉き和紙で、ユネスコ無形文化遺産にも登録されています。

石州和紙(せきしゅうわし)とは、島根県西部にあたる旧石見国(いわみのくに)、現在の浜田市三隅町を中心とした地域で生産される手漉き和紙の総称です。越前和紙・美濃和紙とともに「日本三大和紙」のひとつに数えられており、2009年にはユネスコ無形文化遺産(ユネスコ無形文化遺産への「本美濃紙・細川紙・石州半紙」として2014年追加)として登録されています。

石州和紙の最大の特徴は原料にあります。主にコウゾ(楮)を原料とし、石見地方の冷涼な気候と良質な水を活かして作られます。特に「石州半紙(せきしゅうはんし)」と呼ばれる品種が代表的で、丈夫さと保存性の高さで知られています。

石州和紙の主な特徴を挙げると以下の通りです。

  • 高い耐久性と保存性(古文書・公文書に重宝)
  • コウゾ由来の長い繊維による強靭さ
  • 滑らかな表面と適度な厚み
  • 墨のにじみが少なく書写に適する

歴史的には江戸時代に産業として発展し、各藩の公文書や証書、さらには全国各地への商品として流通しました。現代では書道用紙・版画用紙・文化財修復用紙のほか、和の雰囲気を活かした工芸品や照明器具などにも活用されています。

使い方・例文

書道の半紙として市販されている「石州半紙」や、博物館・寺社での古文書の修復に使用される補修紙として石州和紙が活躍しており、和紙専門店や産地の展示施設でその現物に触れることができます。

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