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とは?

こく

石とは、日本の伝統的な容量の単位で、主にコメの量を表すために使われ、1石は約180リットルです。

石(こく)は、日本の伝統的な尺貫法における容量(体積)の単位で、主にコメ(米)の量を計る目的で使用されてきました。1石=10斗=100升=1,000合であり、メートル法では約180.39リットルに相当します。

由来と歴史
石は中国の度量衡に由来し、日本には古代に伝来しました。平安時代から江戸時代にかけて広く使われ、特に江戸時代には武士の俸禄(給与)や大名の領地の規模を「石高(こくだか)」で表す制度が定着しました。「百万石の大名」などの表現はこの石高に基づいています。

石高制度の意義
江戸時代の石高制では、土地からとれるコメの量(生産力)で領地の価値を統一的に表しました。

  • 1人が1年間に食べるコメの量が約1石とされた
  • 武士の俸禄も石高で示され、生活水準の基準となった
  • 年貢(税)の計算基準にも用いられた
  • 大名の序列・格式も石高で規定された

その他の用途
コメ以外にも、酒・味噌・醤油など液体・固体を問わずさまざまな物資の量を石で計ることがありました。また、舟の積載量(船石)も石で表す慣習がありました。

現在の位置づけ
現代の日本では法定単位としてメートル法が用いられるため、石は歴史的・文化的な文脈や酒造・農業の一部慣行で残るのみですが、歴史を学ぶ上で欠かせない知識です。

使い方・例文

「加賀藩は百万石を超える石高を誇り、江戸時代の大名の中でも徳川家に次ぐ規模の大藩であった」のように、歴史の教科書や時代小説でよく登場します。

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