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真言宗とは?

しんごんしゅう

真言宗とは、平安時代初期に空海(弘法大師)が唐から請来した密教を体系化して開いた日本の仏教宗派です。

真言宗(しんごんしゅう)は、平安時代初期に空海(くうかい)(774〜835年、諡号:弘法大師)が唐(中国)で恵果(けいか)和尚から密教を授かり、帰国後に日本で確立した仏教宗派です。「真言」とは梵語「マントラ」の漢訳で、真実の言葉・仏の言葉を意味します。

真言宗の根本的な教えは即身成仏(そくしんじょうぶつ)、すなわち現世のこの身このままで仏になれるという思想です。これは他の宗派が来世での成仏を説くのとは異なり、密教修行によって仏と一体となることを目指します。修行では「身・口・意の三密」として、印を結ぶ(身)・真言を唱える(口)・瞑想する(意)の三つを重視します。

主要な経典と尊格は次のとおりです。

  • 大日経・金剛頂経(根本経典)
  • 大日如来(宇宙の根本仏)を最高位に据えた曼荼羅世界
  • 不動明王など明王・菩薩を多く取り入れた多彩な尊格

空海は816年に高野山(和歌山県)に金剛峯寺を開き、真言宗の総本山としました。また京都の東寺(教王護国寺)も真言宗の根本道場として重要な拠点です。現在、真言宗は高野山真言宗・真言宗豊山派・真言宗智山派など多くの派に分かれており、全国に数万の寺院が属しています。四国八十八箇所霊場を巡る「お遍路」は空海ゆかりの聖地を巡る巡礼として今日も多くの参拝者を集めています。

使い方・例文

高野山奥之院への参拝や、四国八十八箇所のお遍路が、真言宗の信仰と文化を体験する代表的な機会として知られています。

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