マントラとは?
まんとら
マントラとは、ヒンドゥー教や仏教などで用いられる聖なる音節・言葉・句のことで、瞑想や儀式において繰り返し唱えられます。
マントラ(梵語: mantra)とは、サンスクリット語で「心を守るもの」「思考の道具」を意味し、ヒンドゥー教・仏教・ジャイナ教などのインド発祥の宗教・思想において、霊的な力を持つとされる音節・言葉・フレーズのことです。
もともとヴェーダの祭礼で神々に捧げる讃歌や呪文として発達し、その後瞑想修行の核心的な実践手段となりました。代表的なマントラに「オーム(OM / AUM)」があり、宇宙の根源音とされます。仏教では「真言(しんごん)」とも呼ばれ、真言宗はその名のとおりマントラを核に置く宗派です。
マントラの効果については次のように説明されます。
- 繰り返し唱えることで雑念を払い、集中力・瞑想の深まりを促す
- 特定の音振動が心身に共鳴し、精神的安定をもたらすとされる
- 儀式や祈祷において神聖な空間を作り出す役割を持つ
現代では、ヨガやマインドフルネスの普及とともに瞑想ツールとして世界中に広まりました。また比喩的に「繰り返し唱えられる信念や標語」という意味で日常会話でも使われるようになっています。
使い方・例文
「オーム・シャンティ」はヨガのクラスで頻繁に唱えられるマントラの一つで、平和と安寧を意図して瞑想の冒頭や締めくくりに用いられます。また「会社の経営理念を毎朝唱えるのが彼のマントラだ」のように、信条を繰り返し確認する習慣を指して使われることもあります。
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