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真理符合説とは?

しんりふごうせつ

真理符合説とは、命題や信念が現実の事実と一致・対応している場合に「真」であるとする、真理の伝統的な哲学理論です。

真理符合説(しんりふごうせつ、英: correspondence theory of truth)とは、ある命題や信念が「真である」とは、それが客観的な現実・事実と対応(符合)していることを意味するとする哲学的立場です。アリストテレスが「あるものをあると言い、ないものをないと言うのが真である」と述べたことに遡り、西洋哲学における最も伝統的な真理論です。

たとえば「雪は白い」という命題が真であるのは、現実において実際に雪が白い、という事実が存在するからです。命題と事実のあいだに「符合(correspondence)」の関係があることが真理の条件とされます。

真理符合説に対しては、以下のような問題点も指摘されています。

  • 事実とは何かの問題:命題が対応する「事実」そのものをどう定義するかが循環的になりやすい。
  • 否定命題・未来命題:「昨日は雨が降らなかった」のような否定命題が何の事実に対応するかが曖昧。
  • 数学・論理的命題:「2+2=4」は現実の物理的事実とどう対応するか。

真理符合説に対して、真理を「有用性」で捉える真理有用説(プラグマティズム)や、命題間の整合性で捉える真理整合説などが対比されます。現代の哲学でも真理の本性をめぐる議論は続いており、真理符合説はその出発点として重要な位置を占めています。

使い方・例文

哲学の授業や認識論の教科書で「真理とは何か」を論じる際に、真理符合説・整合説・有用説の三つを比較する文脈で登場することが多い語です。

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