皇紀とは?
こうき
皇紀とは、初代天皇とされる神武天皇の即位年を元年とする日本独自の紀年法で、西暦に660を加えた年数にあたります。
皇紀(こうき)は、「神武天皇即位紀元」とも呼ばれる日本独自の紀年法です。『日本書紀』に記された神武天皇の即位年(辛酉年)を皇紀元年と定め、そこからの経過年数で年を表します。西暦との関係は「皇紀 = 西暦 + 660」で、たとえば西暦2025年は皇紀2685年にあたります。
皇紀は明治時代に整備・公式化され、日本の元号と並んで公的に使用される場面がありました。特に昭和前期(戦前・戦中)には公文書や教育で広く用いられ、皇紀2600年(1940年)には国家的な記念行事が盛大に行われました。
第二次世界大戦後は公的使用がほぼなくなりましたが、完全に廃止されたわけではありません。現在でも以下のような場面で目にすることがあります。
- 航空自衛隊など一部の組織での慣行的使用
- 神社・寺院の奉納品や棟札への記載
- 歴史・右派系の文書・出版物
なお、神武天皇の実在性や即位年については歴史学上の証明が困難とされており、皇紀はあくまでも伝承・神話に基づく紀年法という位置づけです。
使い方・例文
「皇紀2600年記念」「皇紀二千六百年式典」のように、戦前日本の歴史を学ぶ文脈や、神社の棟札・文書に記された年号として登場します。
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