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香記とは?

こうき

香記とは、香道の会(香席)において聞いた香木の名前や結果を記録する帳面・記録のことです。

香記(こうき)とは、香道の席(香席)において行われた聞香(もんこう)の記録をつけた帳面、またはその記録そのものを指します。香席では複数香木を順に聞き(嗅ぎ)、参加者がその銘(名前)を当てる遊びや修練が行われますが、その進行・結果・参加者の回答などを丁寧に書き留めたものが香記です。

香記に記される主な内容には以下のようなものがあります。

  • 香席の日時・場所・主催者(宗匠)の名前
  • 出された香木の組み合わせや順番
  • 参加者(連衆・れんじゅ)の名前と回答
  • 正解・点数の集計
  • 季節の趣向や詩歌・図(組香の図式)

香記は単なる記録帳にとどまらず、香道の歴史資料としても重要な価値を持ちます。古い香記には、当時の公家・武家・文人たちが楽しんだ香席の様子が詳しく記されており、日本の芸道文化を研究する一次資料として活用されています。

また、組香(くみこう)と呼ばれる複雑なルールの遊びでは、専用の図式(香図)が香記に書き込まれることもあり、視覚的にも美しい記録として受け継がれてきました。香記を丁寧につけることは、香道を嗜む者の礼儀のひとつとされています。

使い方・例文

「香席が終わると宗匠が香記を清書し、参加者への土産として渡される場合もある」のように、香道の会の場面で使われます。

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最終更新:

同じ読みのことば

「こうき」と同じ読みで、意味のちがうことばです。

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