本文へスキップ

玉露とは?

ぎょくろ

玉露とは、収穫前に茶園を覆いをして日光を遮り育てた、豊かな旨みと独特の甘みを持つ日本最高級の緑茶です。

玉露は、日本茶の中でも最高級品に位置付けられる緑茶で、摘採の2〜3週間前から茶園全体を藁や黒い寒冷紗よしず)で覆い、日光を遮断して育てるという独特の栽培法が最大特徴です。この「被覆栽培」により、茶葉のアミノ酸(特にテアニン)が増加し、渋み成分のカテキンが抑えられます。

その結果、玉露は他の緑茶にはない深い旨みと甘み、そして海苔に似た独特の香り(「覆い香」と呼ばれる)を持つようになります。また、カフェイン含有量も高く、少量でも力強い風味が楽しめます。

品質の高い玉露は、50〜60℃という低温のお湯でゆっくり時間をかけて抽出します。こうすることで旨み成分のテアニンだけが溶け出し、渋みやカフェインの過剰な溶出を抑えられます。熱いお湯で入れると旨みよりも苦みが前に出てしまいます。

主な産地は、京都・宇治、福岡・八女、愛知・西尾などです。茶摘みから精製まで手間がかかることから価格は高く、贈答品や茶道の場で珍重されます。日常使いの煎茶とは一線を画す、特別な機会に味わう日本茶の最高峰です。

使い方・例文

玉露は贈答品や茶席で用いられることが多く、少量ずつ丁寧に淹れて旨みをじっくり堪能するのが一般的な楽しみ方です。

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

関連用語