片麻岩とは?
へんまがん
片麻岩は、高温高圧の変成作用を受けて縞状の構造(片麻状構造)が発達した変成岩で、地球の基盤を形成する岩石です。
片麻岩(へんまがん、英:gneiss)は、広域変成岩の一種で、強い圧力と高温によって原岩が大きく変成を受けた岩石です。花崗岩・砂岩・泥岩などさまざまな岩石が原岩となりえますが、化学組成が花崗岩に近いものが多いです。
片麻岩の最大の特徴は片麻状構造です。暗色の有色鉱物(黒雲母・角閃石など)と淡色の無色鉱物(長石・石英など)が交互に縞状に配列した構造が、岩石全体に発達します。この縞模様は、変成時の圧力の方向に垂直に鉱物が再結晶したために形成されます。変成度が高い分、粒子は粗く、全体的に硬くてしっかりした岩石になります。
片麻岩は地球の大陸地殻の深部や古い基盤岩体(クラトン)に広く分布しており、数十億年前に形成された古いものも多く存在します。地球の岩石記録としても重要で、地質学的な年代研究の対象となります。
日本では飛騨変成帯や阿武隈変成帯などで片麻岩が確認されています。建材としても利用されることがあり、装飾石材として使われる縞模様が美しい石材の中にも片麻岩が含まれます。
使い方・例文
「地質調査で露出した片麻岩の岩盤を観察すると、明暗の縞模様が規則的に並んだ片麻状構造を確認できます。」
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