片岡千恵蔵とは?
かたおかちえぞう
片岡千恵蔵とは、戦前から戦後にかけて活躍した日本の時代劇映画スターで、「多羅尾伴内」シリーズなどで知られる国民的人気俳優です。
片岡千恵蔵(1903〜1983年)は、群馬県生まれの映画俳優で、戦前から戦後にかけて日本映画界の頂点に立ち続けた時代劇スターです。本名は植木正義といいます。
歌舞伎役者を志して上京し、その後映画界に転じました。1920年代から映画に出演し始め、1930年代には時代劇のトップスターの一人として確固たる地位を築きました。剣戟の迫力と演技の幅広さを兼ね備え、正義感の強い武士から悪役まで多様な役柄をこなしました。
戦後は時代劇に加えて現代劇にも進出し、七変化探偵「多羅尾伴内」シリーズで大人気を博しました。この作品では複数の変装を駆使して事件を解決する探偵を演じ、「どんな変装をしても最後は片岡千恵蔵」というお約束のパターンが観客に愛されました。
市川右太衛門とともに「時代劇の二大スター」として長年映画界を牽引し、日本映画の黄金期を支えました。その出演作は膨大な数に上り、日本映画史上最多出演俳優の一人とされています。晩年はテレビドラマにも出演し、最後まで俳優として活動を続けました。
使い方・例文
日本の戦前・戦後映画史を語る場面でよく登場します。「片岡千恵蔵の多羅尾伴内」という言い方で、変装を得意とする探偵キャラクターの元祖として紹介されることが多いです。
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