燕返しとは?
つばめがえし
燕返しとは、剣術における伝説的な剣技で、一閃の斬撃を反転させて即座に逆方向から斬り返す、高速かつ複雑な連続技のことです。
燕返し(つばめがえし)とは、日本の剣術に伝わる技法の一つで、飛燕が空中で素早く方向転換する様子になぞらえた剣技です。一般に「斬り込みの軌道を途中から反転させ、素早く逆方向へ斬り返す」連続技として説明されます。
燕返しで最も有名なのは、江戸時代の剣客・佐々木小次郎が用いたとされる技です。小次郎は「巌流」を名乗り、長刀(物干し竿)を駆使したとされ、燕返しはその代名詞となっています。1612年に行われた宮本武蔵との「巌流島の決闘」で小次郎が使ったと伝えられていますが、実際の技の詳細は史料による確証がなく、後世の講談や小説によって広まった側面が強いとされています。
技の構造については諸説あります。
- 上段からの斬り下ろしを途中で引き戻し、逆袈裟に斬り上げるもの
- 正面斬りを反転させて水平に薙ぐもの
- 二段返しの連撃とする解釈
現代では剣道・武道の技術論よりも、小説・漫画・ゲームなどのフィクション作品に登場する「伝説の必殺技」としての文脈で広く知られています。その響きと視覚的イメージから、スポーツや他の競技でも「見事な切り返し」を意味する比喩的表現としても使われます。
使い方・例文
「佐々木小次郎の燕返しは武蔵をも翻弄した」と剣豪小説で描写されるほか、格闘ゲームや時代劇ゲームで必殺技の名前として登場することも多い技です。
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