燈籠流しとは?
とうろうながし
燈籠流しとは、火を灯した燈籠を川や海に流すことで先祖の霊を送り届ける、お盆の伝統的な行事のことです。
燈籠流し(とうろうながし)は、お盆の時期(主に8月13〜16日頃)に行われる日本の伝統行事で、火を灯した燈籠(とうろう)を川や湖・海に流して先祖の霊をあの世へ送り届ける儀式です。「送り火」の一形態として各地に根付いており、地域によって「灯籠流し」「精霊流し(しょうろうながし)」とも呼ばれます。
燈籠は木・竹・和紙などで作られた小舟状の器に蝋燭を立てたもので、水面に浮かべると炎がゆらめきながら流れていきます。この炎が亡き人の魂を導く灯りとなり、現世との別れを告げるとされています。家族が故人の名前や戒名を書いた燈籠を流す風習もあります。
全国各地でさまざまな形式の燈籠流しが行われており、特に有名なものとしては以下があります。
- 広島の平和記念式典に合わせて行われる原爆犠牲者への追悼の燈籠流し
- 長崎の精霊流しで行われる豪華な「精霊船」を使った流し
- 京都の大文字焼きと組み合わせた嵐山の燈籠流し
近年は河川や海洋への環境負荷を考慮し、溶けやすい素材の燈籠を使用したり、燈籠を回収したりする取り組みも広がっています。
使い方・例文
お盆の夜、家族で川辺に集まり、故人の名を書いた燈籠に火を灯して水面に流す。炎が遠ざかるにつれて手を合わせ、静かに見送る。
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