精霊流しとは?
しょうろうながし
精霊流しとは、お盆に先祖の霊を送り出すため、灯籠や精霊船を水に流す日本の伝統的な行事です。
精霊流し(しょうろうながし)は、お盆の最終日(主に8月15日または旧暦7月15日)に、先祖や故人の霊をあの世へ送り出すために行われる日本の伝統行事です。
一般的には藁や木で作った小さな船(精霊船・精霊舟)や灯籠に火を灯し、川や海に流します。船には故人への供物や位牌を模したものを乗せ、流れに任せて霊を送り出す意味が込められています。
地域によって形式は様々ですが、特に有名なのは長崎の精霊流しです。長崎では毎年8月15日の夜、遺族が初盆の故人のために大きな精霊船を手作りし、爆竹や鐘を鳴らしながら市内を練り歩いて海へと送り出します。その賑やかさと規模は全国的に知られており、さだまさしの楽曲「精霊流し」(1974年)によって広く一般に知られるようになりました。
また、灯籠流しを精霊流しと呼ぶ地域もあり、盆の夜に火を灯した灯籠を川に流す静かな情景は日本の夏の原風景のひとつとなっています。現在は環境への配慮から、川や海に実際に流さずに燃やしたり回収したりする形式に変わっている地域も増えています。
使い方・例文
お盆の終わりに川へ灯籠を流す「精霊流し」は、夏の季語としても使われ、日本の夏を代表する風物詩のひとつです。長崎の精霊流しはとくに大規模で観光客も多く訪れます。
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