煮しめとは?
にしめ
煮しめとは、根菜類や乾物をだし・醤油・みりんでじっくり煮含めた、おせち料理に欠かせない日本の伝統的な煮物です。
煮しめ(にしめ)は、ごぼう・れんこん・にんじん・里芋・こんにゃく・干ししいたけ・たけのこ・昆布などの食材を、鰹だしや昆布だしに醤油・みりん・酒・砂糖を合わせた煮汁でじっくりと煮含めた料理です。「煮しめる」とは汁気がほぼなくなるまで煮て、具材に味をしっかり染み込ませる調理法を指します。
煮しめは日本各地の家庭料理・郷土料理として根付いており、特におせち料理の重箱には欠かせない一品です。おせちに入れる意味として、以下のような縁起が込められています。
- れんこん:将来を見通す(穴が開いていることから)
- ごぼう:根を張る・家族の絆の象徴
- 里芋:子芋が多くつくことから子孫繁栄
- こんにゃく:健康・長寿
調理のポイントは、具材ごとの火の通り時間が異なるため順番に加えることと、弱火でゆっくり煮ることで味を均一に染み込ませることです。一度冷ましてから再加熱すると味がより深まる特性があり、翌日のほうがおいしくなる料理の代表格でもあります。
地域によって「炊き合わせ」と呼ばれることもあり、その場合は食材を別々に煮てから盛り合わせるスタイルが一般的です。いずれも日本の伝統的な煮物文化を代表する料理です。
使い方・例文
年末になると母親や祖母が台所で大鍋いっぱいの煮しめを仕込み、おせちの重箱に詰める光景は、多くの日本人にとって懐かしい年の瀬の風物詩です。
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