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煙突とは?

えんとつ

煙突とは、燃焼によって生じた煙や排気を上方へ排出するために設けられた筒状の構造物のことです。

煙突とは、暖炉・ボイラー工場の炉など、燃焼設備から発生する煙・排気・熱ガスを大気中に放出するために設けられた縦長の筒状構造物です。煙を高い位置まで導くことで、周囲への悪影響を低減し、燃焼効率を高める役割も担います。

煙突が機能する原理は「ドラフト(通風力)」と呼ばれる現象によります。燃焼によって生じた高温のガスは周囲の空気より軽いため上昇し、煙突内部と外部との温度差・密度差が上昇気流を生み出します。煙突が高いほどこの効果が大きくなり、より強い通風力を得られます。

素材や形式は用途によってさまざまです。

  • れんが造:伝統的な工場や家庭の暖炉に使われる素材
  • 鋼製:工場や発電所の大型煙突に多く採用
  • 二重管式:内管と外管の間で断熱し、結露や腐食を防ぐ現代的な設計
  • 集合煙突:集合住宅などで複数の排気を一本にまとめたもの

現代では排ガス規制が厳しくなり、煙突には脱硫装置・集じん装置などの排気処理設備が組み合わされることも多くなっています。産業革命期には工場の煙突が時代のシンボルとして描かれましたが、現代では環境保護の観点から排出物の管理が一層重要視されています。

使い方・例文

火力発電所の煙突は高さ100メートルを超えるものもあり、排煙を高所へ拡散させることで地表付近の大気汚染を軽減するよう設計されています。

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