潮位とは?
ちょうい
潮位とは、基準面からの海面の高さのことで、潮の満ち引きによって常に変動する値です。
潮位とは、あらかじめ定めた基準面(基準面は一般に平均最低低潮面や最低水面など)からの海面の高さを指す言葉です。潮汐(ちょうせき)の影響を受けて1日のうちでも数十センチメートルから数メートルの幅で変動します。
潮位を測定する機器を「験潮儀(けんちょうぎ)」または「潮位計」といいます。日本では気象庁・国土地理院・港湾局などが全国各地に験潮所を設置し、リアルタイムで潮位データを記録・公開しています。
潮位が変動する要因は複数あります。
- 天文潮:月・太陽の引力による周期的な変動(満潮・干潮)。
- 気象潮(高潮):台風や低気圧による気圧低下と風によって海水が押し寄せ、潮位が異常に上昇する現象。
- 津波:海底地震などによって生じる急激な海面の変動。
- 季節変動:水温・塩分・海流の変化による長期的な変動。
潮位の情報は多方面で活用されています。港湾や海運では船舶の入出港・着桟に不可欠であり、防災面では気象庁が発表する「潮位偏差(実測値と予測値のずれ)」が高潮警報の判断材料となります。また海岸の侵食や地盤沈下のモニタリングにも利用されます。
使い方・例文
「台風接近時に潮位が通常より1メートル以上高くなり、沿岸部の低地に浸水被害が出た」という場面で登場します。
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