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溶融亜鉛めっきとは?

ようゆうあえんめっき

溶融亜鉛めっきとは、鉄鋼製品を溶かした亜鉛に浸して表面に亜鉛層を形成し、錆を防ぐ防食処理です。

溶融亜鉛めっき(Hot-dip galvanizing)とは、鉄や鋼の製品を約450℃前後に加熱して溶融させた亜鉛浴に浸漬し、表面に亜鉛層を付着させる防食処理技術です。「どぶ漬けめっき」とも呼ばれ、大型の鉄鋼構造物にも施工できることが大きな特徴です。

処理の手順は一般的に、①脱脂(油脂の除去)、②酸洗(さび・スケールの除去)、③フラックス処理(密着性向上)、④溶融亜鉛浴への浸漬、⑤引き上げ・冷却という流れで行われます。亜鉛と鉄の間には合金層が形成されるため、単なる表面コーティングよりも密着性が高く、長期間の防食効果が得られます。

溶融亜鉛めっきの防食原理には主に2つあります。

  • バリア効果:亜鉛層が外気や水分を遮断し、鉄への接触を防ぐ
  • 犠牲防食効果:亜鉛は鉄よりもイオン化傾向が高いため、傷がついて鉄が露出しても亜鉛が先に腐食し鉄を守る

適用される製品は多岐にわたり、道路ガードレール・電柱・送電鉄塔・橋梁の部材・建築用鋼材・フェンス・公園遊具などに広く使われています。耐用年数は環境条件にもよりますが、数十年に及ぶことも多く、ライフサイクルコストの面でも優れた防食方法として評価されています。

使い方・例文

高速道路のガードレールや街中の鉄柵が長年雨にさらされても錆びにくいのは、溶融亜鉛めっきによる防食処理が施されているためです。

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